天気予報通り雪になりました。
月別アーカイブ: 2016年11月
調査事業サンプリング
弊社は全畜連の「飼料効率改善による黒毛和種肥育牛の生産性向上に関する調査事業」の実施農場で、肥育している黒毛和牛の一部が本調査事業の対象牛になっています。
飼養効率に関する試験ですので飼料の分析はもちろんのこと、消化率に関する分析も行うことになっております。
「未消化物に関する分析」とは簡単に言うと「ふん」を採取して分析を行うこと。そのため「ふんの採取だ!」と本事業に検討委員としてご協力頂いている日本大学生物資源科学部 梶川教授を始めとする門下生の学生さんが3日間に亘って、ふんの採取を行ってくださることになりました。
牛舎で怪しい道具を片手に戦闘準備もとい、ふんを採取する道具を片手に牛がふんをして、採取するチャンスを伺っております。
これから1日中、牛舎内もしくは周辺で牛がふんをするのを待ち採取して頂くのですが、よりによって、初日は木枯らし1号が吹き、山から風に流されて雪や雨が飛んでくる、栃木的には「ふっかける」、今年一番の寒い日になりました
梶川先生を筆頭に寒さにも負けない元気な学生さんが参加して下さっているので、採取は完全にお任せしてしまいましたが、問題は弊社の牛が「ふん」をするかどうかです。
「とちぎ“食と農”ふれあいフェア2016」開催される
平成28年10月29日、30日に栃木県宇都宮市の栃木県庁にて、「とちぎ“食と農”ふれあいフェア2016」(主催:とちぎ“食と農”ふれあいフェア実行委員会)が開催されました。
毎年開催されている同フェアですが、栃木県の食と農の魅力を発信し、農業・農村への理解を深め、生産者と消費者の信頼関係を深めることを目的としたイベントで、今年は『きて みて 感じる! とちぎの農力 ふるさとの味力』と題し、「味」・「農」・「感」の3つのテーマを中心に実施されました。「味」は「とちぎの味力を楽しむ!」をテーマに特A米3ブランドの食べ比べなどが行われました。「農」は「とちぎの農を知る!」をテーマに農産物の販売や家畜とのふれあい体験、農業機械の試乗体験などが行われました。「感」は「とちぎの食と農を体験」をテーマに県の公式マスコットのとちまるくんの飾り巻きずし作りや食育フェアなどが行われました。今年のフェアは両日とも快晴で朝早くから大勢の人が来場し、来場者は1日目4万7千人、2日目5万7千人と2日間で10万人を超え、大いに盛り上がりました。
これまで全畜連 研修牧場として参加して来ましたが、株式会社 ぜんちく那須山麓牧場としては初めての参加です。新しい法被に身を包み、新たな気分で2日間に亘って栃木県養豚協会のブースにて弊社産畜産物のPR、販売を行いました。
今年は加工品と揚げ物の2本立とし、「那須山麓豚」の無添加ベーコン、ウインナー、味噌漬、塩麹漬、揚げたてとんかつのほか、黒毛和種「那須山麓牛」を使用した無添加カルビベーコン、揚げたてメンチカツの販売を行いました。その場で食べることのできる揚げたてのとんかつやメンチカツは大変好評で、数個限定で販売した無添加ベーコンや和牛の無添加カルビベーコンのブロックも食に関心の高い方からご好評頂きました。
本イベントは、消費者と直接会話ができる良い機会で、毎年刺激とやる気を頂いております。これからも消費者の方々に安心・安全でおいしい豚肉・牛肉を生産できるように励んで参ります。